はじめに
皆さんこんにちは。スイです。
先週末、母校で”Python”の入門講座を開催すると案内が来たので参加してきました。
参加者は中学生から農家をやっている60代の方まで幅広い方が参加していました。
中学生ならまだしもご高齢になっても今回のように学びに来られるなんて、すごいですよね!!
担任の先生だった方とも話も出来ましたし、有意義な一日となりました(≧▽≦)
今回は講座で学んだことをまとめていこうと思います。
Pythonとは?
Python(パイソン)は、汎用のプログラミング言語である。コードがシンプルで扱いやすく設計されており、C言語などに比べて、さまざまなプログラムを分かりやすく、少ないコード行数で書けるといった特徴がある[6][7]。
Python – Wikipedia
私が学生の卒業研究を行っているとき、研究室の先生から”Python”を教えてもらいました。
Wikipediaに書いてある通り、初めはごちゃごちゃしたことはせず、簡単なプログラムから初めることができるので初心者におすすめな言語だと私も感じています。
簡単に”Python”の特徴をまとめると以下のようになります。
- 汎用性は高い方
- 文法も比較的簡単
- 計算やAI(機械学習)などが得意
- インタープリタを利用
- 手軽に実行できる
- 近年、人気上昇中
近年は人気上昇中と言うことみたいなので興味があるという方はぜひとも触ってみるといいですね(*’ω’*)
環境準備
今回の講座では3つのやり方を教えてもらいました。
- PCにインタープリタをインストールして使う
- Google Colaboratory を使う
- Repl.itを使う
「2.」と「3.」については、ネットワーク環境さえ整っていればできるので、試しに触ってみたいといった方に特におすすめします
1. PCにインタープリタをインストールして使う
以後、日常的に”Python”を動かしていくのであればこの作業は必須です。
インストールソフトは公式HPからダウンロードしてきましょう
公式HPのURL: https://www.python.jp/
(2019/11/14 現在のTOPページの見た目です)
画像の右側中央の”Python 3.X.X”をダウンロードページを表示します

ページを移動したら下の方までスクロールし、ファイルを選択してダウンロードしましょう
自分の環境に合ったファイルを選びましょう
因みに私の環境は(windows10 64bit) なので、”Windows x86-64 executable installer”を使用しました

あとは、ダウンロードしたファイルを実行し、インストールしましょう
これで環境の準備はOKです
2. Google Colaboratory を使う
皆さんはGoogleアカウントをお持ちですか?
Gmailを使っている方は、そのメールアドレスがGoogleアカウントと呼ばれるものです
持っていない方は無料作成が可能なので、作ってみましょう(*’ω’*)
Googleアカウントにログインした状態でサイトに初めてログインすると次の画面が表示されます
Google Colaboratory URL: https://colab.research.google.com/

あとは、説明に従って”Google Colaboratory”の使い方を学んでいきましょう
使い方を書かないのかって?
すいません。使う予定がなかったもので、私は触ってません(笑)
3. Repl.itを使う
今回の講座では、このツールを使用しました
このツールは前準備が何も必要ありません(・∀・)
ネットさえ使えればどこでもプログラミングができます( *´艸`)
早速サイトにアクセスしてみましょう
repl.it : https://repl.it/

ページの一番下までスクロールし、”languages”の中から”Python”をクリックしましょう

次の画面が表示されたら準備完了です

簡単に画面の説明をします
左側がファイル一覧で、初めてプログラミングをするために訪れた方は触らなくても良い場所です
中央がプログラムを書くスペースです
右側が中央に書いたプログラムを実行したときの結果が表示されます
基本的な流れとしては、
中央にプログラムを書き、
上部の[RUN]ボタンを押して、
右側の結果を確認する
という感じになります
実際にプログラムを書いて、実行した時のキャプチャを載せます
因みに、プログラムを触ったことがあるという方はご存じの通過儀礼
”Hello World”を表示してみようです

では、さっそくこなした課題を紹介していこうと思います
講座中の課題 (全6つ)
結構な量の記事となったので、前後編に分けて紹介します。
第一課題 計算
プログラミングでは四則計算を頻繁に使用します
学校で習った四則演算子は ”+”, “-“, “×”, “÷” を使っていたと思います
プログラムで四則演算子を使う場合は ”+”, “-“, “*”, “/” と書きます
“×”, “÷” がそれぞれ “*”, “/” に代わっているのでご注意ください
①print関数を使って計算結果を表示してみましょう
次のソースコードの [ “計算式” ] の部分を計算式に変えましょう
print("計算式")
演算子一覧
- + : 加算
- / : 除算(少数有)
- ** : 累乗
- – : 減算
- // : 除算(少数無)
- * : 乗算
- % : 剰余
私が書いた答え
print(100 + 20) # 加算
print(100 - 20) # 減産
print(100 * 20) # 乗算
print(100 / 15) # 除算(小数点以下あり)
print(100 // 15) # 除算(小数点以下なし)
print(100 % 19) # 剰余
print(2 ** (1/2)) # 累乗

print関数は確認にも使えますので、ぜひ使いこなせるようになりましょう!!
第二課題 変数
変数とは、簡単に説明すると箱やラベルといったものです
プログラミングの本を見るよ、よく箱のイメージで紹介されています

Pythonにおいては箱よりもラベルと考えておいたほうが後々良いと言われました

当日の講座ではラベルの方がよいと判断できるとこまでは言っていないんですけどね
(;^ω^)
では、変数に数値を代入して計算結果を入れてみましょう
①2つの変数に数値を代入しよう
②2つの変数を使って計算結果を表示しよう
[ 変数 = 値 ]と書くことで代入できます
他の言語をやっている方で少し引っかかるところがあると思います
それは変数を宣言しなくていいのか?ということです
Pythonは変数の宣言をしなくても自動的に型が割り振られ変数ができます
私が書いた答え
val1 = 100 + 20
val2 = 500 * 1.1
print(val1 + val2)

これは簡単ですね
ただ、1点注意!!
変数は日本語でも可能ですが、できれば半角英数のみが望ましいです
第三課題 条件分岐 繰り返し処理
条件分岐と繰り返し処理は必ず、頻繁に利用します
世の中のあらゆる所に条件分岐は潜んでいます
「左右の分かれ道がある時、家が右側だから右の道に行く。」これも条件分岐を行った結果です。
繰り返し処理も然り、世の中にはたくさん存在します。
条件分岐
「100は20よりも大きいです」と表示するプログラムを作ってみよう
条件分岐 ( if文 ) の書き方
if 数値 演算子 数値:
(条件を満たしたときに実行するプログラム)
else:
(条件を満たさなかった時に実行するプログラム)
(注意点)
1.if文の行の最後のコロン”:”を忘れずにつけよう!!
2.(プログラム)の部分の前は必ず同じ数のスペースを入れよう!!
比較演算子一覧
- <= : 以下
- < : 未満
- = : 等号
- >= : 以上
- > : 超過
- != : 不等号
私が書いた答え
if 100 > 20:
print("100は20より大きい")
else:
print("条件を満たさない")

今回は直接数値を入力していますが、自分で変数を使った条件分岐なども試してみましょう
繰り返し処理
表示結果に次のような階段状の”*”を表示してみよう

繰り返し処理(for文)の書き方
for 変数 in 変数に代入する値:
(繰り返すプログラム)
(変数に代入する値)には [ range(1, 6) ] を使いましょう
[ print(文字列 * 数値) ] とすることで変数を繰り返し表示することができます
例) [ print(“*” * 3) ] を出力すると [ *** ] と表示される
(注意点)
1.for文の行の最後のコロン”:”を忘れずにつけよう!!
2.(プログラム)の部分の前は必ず同じ数のスペースを入れよう!!
私が書いた答え
for num in range(1, 6):
print("*" * num)
さいごに
如何でしたか?
今回の記事は環境の準備が半分と課題を半分紹介しました
まとめてみると結構多くの情報があったんだなと感じました(;^ω^)
まだ、入門編ということもあって余裕だと思う方がほとんどだと思います
後編ではもう少しレベルを上げたものを紹介していくのでお楽しみに
本日はここまで
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